本日はマーケティングの講義第3回目でした。

使用したケースは「プロクターアンドギャンブル社」

と言っても何の会社か分からないでしょうが(私は分からなかった)「P&G」と言えば分かるでしょう。

洗剤などを販売している会社です。

---<ケース概要>--------------------------------------
時は1980年。P&G社は食器用液体洗剤(以下LDL)では大きなシェアを確保していた。

その主力製品は?優れた洗浄力で手に優しい「アイボリーリキッド」?食器をピカピカにしてレモンの香りのする「ジョイ」?油に強い「ドーン」の3種類だった。

現在はアイボリーリキッドがトップシェアだが、最近発売されたドーンは好評でトップシェアとなるのは時間の問題である。

しかしながら食器洗浄機の普及に伴い、今後のLDL市場成長率の見通しはあまり良くない。

このような状況の中で、洗剤事業部アソシエイト広告マネージャーのあなたはどうするか?

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詳しくは言えませんが、いつもの如くガツンとやられました(涙

考えが浅いです・・・
 
 
 
話は思いっきり飛ぶが、このスクールは講義の見学が可能です。

本日の講義には見学者がおり、白人の年配の方でした。

「外資系企業の偉い人かな?」等と思っていたら講義の半分くらいで帰ってしまった。

講師「あの人が誰だか分かりますか?」
生徒「P&Gのマネージャー」
他「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

もちろん違います。

ここのスクールは3月より専門職大学院となる予定で、その時に名誉学長に就任する予定のJ・C・アベグレン氏でした。

シカゴ大学で博士号を取得し、実績もあり著書もある経営学の大御所です。

講師曰く「何故このクラスを見学されたのか、半分で帰ったのか分かりません」

生徒の質に愛想をつかしたか・・・?

何でもアベグレン氏の経営の考えは「日本の終身雇用制を世界に広める事」だそうです。

契約社員制度や年俸制は、あくまで雇用者側の都合なので、企業として良い制度かどうかは私も疑問に思っていました。(職種によっては契約社員や年俸制も良いと思う)

アベグレン氏ぐらいの広い視野だと、企業の繁栄だけではなく人々の幸せも考えているんだろうな。

広い視野が欲しいです。

アベグレン氏に乾杯☆

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