本日の映画 〜ゆきゆきて、神軍〜
2004年12月13日 映画1987年(日本)原一男監督作品。
公開時のチラシが見つかったのでどうぞ↓
http://www.mars.dti.ne.jp/~nakahasi/sign/sign/singun.html
指が足りないのは気のせいではないです。
まずは奥崎謙三氏についてちょっと紹介します。
う〜む。なかなかの罪状ですね。
こんな彼が主演の映画ですが、内容はいかなるものか・・・
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そっち系の人特有の車で皇居前へ乗りつけ、街宣活動をする奥村氏。
当然のごとく警察官に連れて行かれます。
その後は戦争体験者のところへ尋ねて行き、同胞殺しの真実を突き止めようとするドキュメンタリーです。
射殺を行った兵士と元上官を訪ね、遺族とともに真実を聞き出そうとする。
時には早朝に訪問し、時には殴りかかり、時にはなだめて。
そして、食料が無くなったジャングルでは「白豚、黒豚」と呼ばれる非常食の存在を知った。
しして、「白・黒」が手に入らないと・・・36連隊ではカンビュセスの籤(↓)が行われていたのだ。
http://homepage2.nifty.com/chasukekun/egypt-10nin2-7.htm
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最初はドキュメンタリータッチかと思ったが、どうもドキュメント映画のようです。
(奥崎氏が人を切ろうとしたときに止めたらしいので、純粋なドキュメントとは言いがたい)
戦争犯罪を独自に追及する内容だが、相手に殴りかかるは脅すはとかなりヤバイ内容です。
しかし、映像を見ていると奥崎氏の情熱だけは感じ取れる。
それが社会的に良いか悪いかは別として、彼は彼の理論で正義を行っているのだ。
自分が傷害致死を起こしたのは、無駄な戦争に行った自分に対する天罰だと考え、戦争の過ちを償うために行動している。
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お勧め度
☆☆☆☆★
犯罪行為は論外だが、映画としての出来は最高です。
最近はドキュメンタリー映画も復活しているが、華氏911や、ハンバーガーをひたすら食べる映画と比べてどうなのだろうか?
エンディング音楽を聴いて思い出したのが「鬼畜大宴会」です↓
http://diarynote.jp/d/14919/20031211.html
「鬼畜大宴会」もエンディングで同じような音楽を使っていた。
熊切監督は才能もあるが、努力もしているのですね。
公開時のチラシが見つかったのでどうぞ↓
http://www.mars.dti.ne.jp/~nakahasi/sign/sign/singun.html
指が足りないのは気のせいではないです。
まずは奥崎謙三氏についてちょっと紹介します。
事件歴
昭和31年 不動産業者を傷害致死 懲役10年
昭和44年 新年皇居参賀で陛下にパチンコ玉を発射 懲役1年6ヶ月
昭和52年 天皇ポルノビラをまく 懲役1年2ヶ月
昭和56年 田中角栄殺人予備罪で逮捕 (不起訴)
昭和58年 元上官の息子に発砲殺人未遂 懲役12年
今年84歳で神戸市内で暮らしているらしい
う〜む。なかなかの罪状ですね。
こんな彼が主演の映画ですが、内容はいかなるものか・・・
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そっち系の人特有の車で皇居前へ乗りつけ、街宣活動をする奥村氏。
当然のごとく警察官に連れて行かれます。
その後は戦争体験者のところへ尋ねて行き、同胞殺しの真実を突き止めようとするドキュメンタリーです。
射殺を行った兵士と元上官を訪ね、遺族とともに真実を聞き出そうとする。
時には早朝に訪問し、時には殴りかかり、時にはなだめて。
そして、食料が無くなったジャングルでは「白豚、黒豚」と呼ばれる非常食の存在を知った。
しして、「白・黒」が手に入らないと・・・36連隊ではカンビュセスの籤(↓)が行われていたのだ。
http://homepage2.nifty.com/chasukekun/egypt-10nin2-7.htm
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最初はドキュメンタリータッチかと思ったが、どうもドキュメント映画のようです。
(奥崎氏が人を切ろうとしたときに止めたらしいので、純粋なドキュメントとは言いがたい)
戦争犯罪を独自に追及する内容だが、相手に殴りかかるは脅すはとかなりヤバイ内容です。
しかし、映像を見ていると奥崎氏の情熱だけは感じ取れる。
それが社会的に良いか悪いかは別として、彼は彼の理論で正義を行っているのだ。
自分が傷害致死を起こしたのは、無駄な戦争に行った自分に対する天罰だと考え、戦争の過ちを償うために行動している。
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お勧め度
☆☆☆☆★
犯罪行為は論外だが、映画としての出来は最高です。
最近はドキュメンタリー映画も復活しているが、華氏911や、ハンバーガーをひたすら食べる映画と比べてどうなのだろうか?
エンディング音楽を聴いて思い出したのが「鬼畜大宴会」です↓
http://diarynote.jp/d/14919/20031211.html
「鬼畜大宴会」もエンディングで同じような音楽を使っていた。
熊切監督は才能もあるが、努力もしているのですね。
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