ある国は隣の国と戦争をしていました。

戦争と言っても睨み合いの期間が長く、国境付近には敵国の地雷が埋まっているだけで見た目は平和そのものです。

そんな状態なので、町の人の中には戦争中なのを忘れている人もいます。

ある青年が町から国境に観光に来ました。

彼は隣国をどうしても見たかったようです。

地雷のことを町の人は言いましたが、青年は「もう古いから大丈夫だよ」と言って歩き出しました。

途中まで進んだ所で鹿が歩いて来ました。

そして、その鹿は彼の目の前で地雷を踏み死んでしまいました。

これを見た青年は怖くなり、町の人に大声で助けを求めました。

「お願いだ、助けてくれ!地雷の地図を持っているのは隣の国だから降参するように言ってくれ」


終わり方A
国の王様は彼をかわいそうに思い、敵国に降参しました。
このことを知ったほかの国は、この国王は甘いと考え、色々な要求を出すようになりました。

終わり方B
「自業自得」と彼の言葉は誰も聞いてくれず、青年は骨になっても助けてくれるのを待ちました。

 
 
昔ながらの童話なら「B」で終わるのだろう。
しかし、最近は「A」の終わり方を唱える人も多いようだ。

*****************************
 
幸田さん事件の世間の対応に関しては色々な反応がある。

概ね「自業自得」だが、「人間の命は地球より重い」発言を尊重し、政府とマスコミの対応に不満を漏らす人もいる。

最近はハイジャック事件が少ないのは断固たる処置によりハイジャックが無意味と分かったからではないだろうか。

 
 
 
自分の子供が拉致されたら、救出を要請するだろう。

結婚したらこれを教訓に子育てをしよう。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索