一瞬先も読めない斬新なストーリーで、カルト的な人気を得た前作。このパート2は「各面に隣との出入り口がある謎の立方体(キューブ)の部屋」という基本設定は前作と同じで、新たな登場人物たちが決死の脱出を試みる。今回は、キューブを設計したと思われる兵器メーカーの存在が浮かび上がり、そのメーカーの関係者とおぼしき人物も登場。


注意!「CUBE IQ」はバッタモンであり「CUBE」となんら関係ありません↓
http://www.ponycanyon.co.jp/wtne/dvd/030618cube.html

さて、「CUBE」の続編の「CUBE2」ですが、続編と言うよりリメイクですね。

基本的な設定や、登場人物も似ているし、謎を解いて脱出しようとするところまで一緒です。

違いと言えば
CUBE:物理的な3次元立体パズル
CUBE2:時間と空間が合わさった4次元パズル

CUBE:数学的な謎解きがある
CUBE2:謎解きがありそうで実は無い

CUBE:一応は理論的
CUBE2:理論がありそうに見えて、実はなし。(ワケワカラン)

CUBE:このラストは好みでしょう
CUBE2:このラストはCUBE3を作る気か?

 
 
しかし、評価の分かれる作品ですね。ほとんど真っ二つ!
http://mybenjo.ubiq.reset.jp/linebbs/linebbs.asp?ur=http://www.minipara.com/movies2003-1st/cube2/

CUBE2は前作に「時間」と「空間」の概念を結びつけて、SFの要素が強くなっている。

たとえば、1つの部屋に6つの扉があるが、そのうち3つは同じ部屋に続いているとか、パラドックスで別の自分がいるとか・・・。

面白そうな要素はあるのだが、それを生かしきれていない。

特に、前作では部屋番号が重要なカギとなっており、今回は謎の番号「60659」がカギ・・・・

てっ、オイ!何で6時6分59秒に脱出できるんだよ?

部屋を替わるたびに時間が変わるとか伏線があればともかく、それじゃあパラドックスに矛盾が生じてるぞ。

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お勧め度
☆★

何も考えずに見るならそれなりに面白いかも。私としては中途半端な理論に不満が残ります。

文系の人間がろくに勉強もせずに理系っぽい作品を作った失敗例です。

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