「映画批評」から書こうと思ったら、検索でヒットしなかったぞ。
そんなに酷い映画かな・・・・?

それなりに酷いです

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2001年米英合作映画で、スティーヴン・ノリントン監督作品です。
彼の作品では1998年の「ブレイド」が有名のようです。
しかし、この監督さんは4作品を制作しているが、世間の評価は作るほどに下がっている

この映画は監督の人生の象徴だろうか。

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主人公のビリーは人気絶頂のアーチスト(デザイナー?)だったが、ある日酷評を受け地に落ちる

元から自信過剰の自己中だったので、落ちぶれてからは愚痴ばっかり言うダメ夫君となる。

彼女に振られるは、ホームレスになるは、ヤク中になるは・・・・

それはもう気持良いぐらいに転落人生まっしぐら

ラストでは盗んだヤクを売って大金を作ったが、その金も・・・(涙

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こう書くとネタ的には悪くなさそうだが、そのネタを生かしきれていない。

主人公の自己中加減が中途半端で、見ていて良くも悪くも感情移入できない。

さらに、転落していく様も何となく中途半端です。

主人公を思いっきり嫌な奴にして、映画を見ている観客が「そこまでやったら可愛そうだろう」と思うくらいに転落させた方が良かったと思う。

観客を不快にさせる狙いはあったのだろうが、映像的に不快なシーンは無理矢理つけた末期癌のホームレスシーンとかが少しあったぐたらいです。

う〜ん。中途半端。

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お勧め度
☆☆☆

中途半端に☆3つです(笑
こうは書いたけど、何気に気に入っている面もあります。

映像と音楽がそれなりにリンクしているので、全体のテンポは左程悪くないです。中盤と後半で出てくる悪役が、意味もなく良い声で歌うシーンも訳が分からなくて好きですね。

中途半端に不快にさせられて、くしゃみが出そうで出ない時のような不快な気分です。
狙ったか?

参考↓
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=240215

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