「x^n +y^n =z^n でn≧3のとき、x,y,zは正の整数解をもたない。」
(n=2の時は直角三角形で「3平方(ピタゴラス)の定理」が成り立つのはご存知でしょう)

数学史上、最も人々を魅了した式です。
数学小僧だった私も魅了されました(爆

人々が魅了された最大の理由は「解けそうで解けない」ところだろう。

簡単に見えるから熱くなってしまう。

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フェルマーは17世紀のフランスの数学者です。

彼は、上記の内容を書いた後、メモを書き添えた。
「私はこの命題に真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない。」
 
 
 
 
ハッキリ言おう。

こいつは大嘘つきだ
(実際にフェルマーはいたずら好きだった)
 
 
 
 
フェルマーの最終定理は1994年、イギリス人数学者のワイルズがその証明に成功した。

もちろん、最新の定理を応用しての話だ。

もし、本当にフェルマーが証明できるなら、当時の定理の応用で解けるはずである。

つまり、フェルマーの式は定理ではなく、予測だったのだ。

この手の予測は良くあり、コンピューターが発達してから予測の矛盾を証明する数字が次々に発見された。

しかし、フェルマーの式は本当だったんだね♪
 
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美しい式とそれに魅了された漢の数学者達、そして難攻不落の城を破ったワイルズに乾杯!

コメント

nophoto
子狐
2009年3月6日19:23

フェルマーは嘘つきでは無い。 証明は1ページで出来る。

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