私がこの映画のキャッチコピーを作るなら
  「ホモになって漢になった!」である。

監督は「奇人たちの晩餐会」でお馴染みのフランシス・ヴェベールで、前作はユーモアとペーソスを絶妙に配置したコメディーの傑作だった。

この作品は前作を超えられるか?

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主人公のピニョンは女房に逃げられ、息子や上司に嫌われているダメダメサラリーマンだった。

会社でクビの内定が出た時に、隣に引っ越してきた老人と知り合う。

老人はクビにならないための方法を教えてくれた。

それは嘘でいいからホモだとカミングアウトすること

人種差別に繋がりかねないので、何とかクビは免れたが社内では好奇の目で見られる・・・・

導入のネタでも面白そうだが、中盤以降もググッと面白い展開になる。

参考URL↓
http://www.eiga-kawaraban.com/02/02052102.html

ちょっとネタバレURL↓
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/8126/130.html

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これは意外性を楽しむ映画かな?
(だからネタを書けない)

全般的には、しっとりとしたユーモアとペーソスのある傑作に仕上がっています。

脇役のキャラも立っていて、特に人事部長(ジャケット写真中央)が良い味出してます。

気の利いたセリフが多いのも良いです。

昇進問題で社長に直談判した時に
社長「君は困ったヤツだな」
ピニョン「透明人間から困った人間になったなら、私は昇進です」

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お勧め度
☆☆☆☆☆(5つ星!)

爆笑するような映画ではないけれど、スキの無い濃厚なコメディーです。

笑いたいなら「奇人たちの晩餐会」、ハートフルになるなら「メルシィ!人生」でしょう。

セリフを噛みしめながら見るべし!

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