「新世紀エヴァンゲリオン」を発表し、センセーションを巻き起こしたGAINAXの第1回制作作品。

しかし!興行的には大失敗(涙

しかしながら、今もって語り継がれる映画でもある。

個人的にも、ルパン3世「カリオストロの城」「ナウシカ」をも凌ぐ、アニメの最高峰だと思う。

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雰囲気は軍事科学の発展した19世紀後半のヨーロッパ。

王国オネアミスにおいて、宇宙軍は軍のお荷物らしい。

そんな中で、有人宇宙飛行の話が持ち上がった。

ウダウダ生きていた主人公は宇宙飛行士に立候補し・・・・

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この映画が売れなかった理由は、時代が早すぎたのだろう。

詳細な設定。(通貨が棒状)
政治的な判断。(米ソ冷戦)
貧困な庶民層と軍関係者の格差。(発展途上国の問題)
素朴な若者の感情。(今に繋がる空虚感・哲学)
 
バブル期にしては話の進み方が地道だが、結構いいポイント(真実)突いている。

緻密なセリフ・描写・世界観・・・・
ここまで綿密に作られた異世界は少ない。

そして、この異世界は現実世界を反映している。

それが、見るものをグッと引き込んでくれる。

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お勧め度
☆☆☆☆☆
(5つ星!)

昔から好きな映画です。
子供が出来たら絶対に見せよう! 

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