「2001年宇宙の旅」でお馴染みのスタンリー・キューブリック監督作品であります。

「時計じかけのオレンジ」もかなり有名ではあるけれど、比較的マニア向けのとの評価である。

1972年作品だが、日本公開当時はモザイク問題で話題になった記憶がある。記憶違いでしたらごめんなさい。

劇場公開ならモザイクもいたしかないが、ビデオでは無くても良いのでは?
鑑賞していて現実に戻されてしまう。

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不良のアレックスは正にジャイアン(爆。
やりたい放題やり、ついには捕まってしまう。

人格矯正プログラムを受け釈放されるが、社会に戻った彼は復讐を受け・・・・
 
参考↓
http://www.urban.ne.jp/home/ubik/cinema/cinema064.html 
 
 

この人格矯正はロボトミーみたいな物理的な内容ではなく、精神治療です。

あれれ?80年代に入ってから似たような事をやっていたぞ。
婦女暴行犯に彼らの好きそうなビデオを見せて、興奮したら電気ショック!(本当)
大丈夫だったのか?

ロボトミーを考案したモーニス医師はかつての患者に殺されてる。
(日本でも患者に恨まれて殺された事件がある)

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前半の悪行シーンは人間の本質が出ている。
若年層の凶悪犯罪の話があるが、それを思い出させる。
この辺の描写は時代を超えた人間の本質なのか、作品の古さを感じさせない。

被害者や主人公の家がモダンアートみたいなので、映像的にも古さを感じさせない。
(狙ったかどうかは不明)

また、前半の悪行が凄まじいので(心理的に)、後半になっても今一同情しない。
(多分狙っている)

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途中のセリフがラストに絡んでくる。
彼の精神状態はどうなったのか?

 
お勧め度
☆☆☆☆★

今見ても違和感の無い作品です。さすがはキューブリック監督。
考えてしまうラストは好みによるでしょうが、私は好きです♪

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