ジャンルはホラーで、原題は「SOMETHING EVIL」。さらに邦題で「恐怖の館」まである。「ヘキサゴン」はビデオリリース用のタイトルらしい。

おかげで、検索にかけてもダミーばかりで、他人のレビューを探すのが手間取りました。
 

かの、S・スピルバーグが1971年に製作したTV映画です。
「スピルバーグ唯一のホラー」に釣られて借りました。

ちなみに彼が「激突」で映画デビューしたのは72年。
似た内容の映画「ポルターガイスト」は82年、「悪魔のはらわた(EVIL DEAD)」は83年です。

要するに、スピルバーグが駆け出しで、ホラーブームになるはるか昔の話ですな。
 
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9歳の息子と、4歳の娘のいる夫婦が田舎の家に引っ越して来ます。

その家は悪魔(悪霊?)の住む家で、家族の関係者や、助けようとする人に悪さをします。

そしてついに家族にとりつき・・・・

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ん?荒筋だけ書くとすごくありがちな気がする。

と言うより、この手のパターン以外で悪霊を出すのは難しいと思う。
「デモンズ」のように、突然出現するパターンもあるが、

?封じ込めていた悪霊が出た
?前からそこに住んでいる

の2通りがしっくり来るのだろう。
 
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全体的な出来はと言うと、そこそこ!?
エログロシーンは皆無の、お茶の間ホラーです。

「低予算のTV映画でそれなりに視聴率を稼ぎたい。
でも、余りに変な話だとお茶の間にそぐわない。」
 
そんな経過が見えそうな作品です。
 
あくまで、「S・スピルバーグ」監督作品だから見る映画で、内容的にも映像的にも、どうと言う事は無い。
(二十歳そこそこの若造が作った映画と考えれば、かなり手堅い。やはり才能か?)

ほぼ、唯一の映画評↓
http://jtnews.pobox.ne.jp/movie/database/treview/re3883.html

お勧め度
☆☆☆

「スピルバーグ唯一のホラー」と見るか、昔のマッタリアメリカ映画と見るか・・・

昔、TV○京では昼の2時から古い映画を流していた。
あの枠がぴったりする映画です(謎

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