ギャスパー・ノエの監督作品で、この人は2月21日にレビューを書いた「カノン」の監督さんでもあります。

この監督は前作で近親相姦モノの「カルネ」を撮っており、「カノン」は「ミミ」の後の作品です。
「カノン」で多用されたカメラワークも幾つか見られる。

内容は一言で言うなら・・・「ペドフィリア」?

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主人公のミミ(推定12歳)の母親は自殺未遂を起こし、ミミはおばさんの家に預けられる。
お約束どおり厄介モノ扱いされ、途中で近所のお兄さんと知り合いになるも、おばさんボーイフレンドに邪魔をされる。

今一暗いミミには友達も無く、人形と遊ぶばかり。

おばさんのボーイフレンドに手を出されそうになり、最後は母親と同じように自殺未遂を起こし、病院で一命を取りとめる。

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相変わらず暗〜〜〜〜〜い雰囲気を終始漂わせ、何も解決せずにFIN!

しかし、よく考えるとヒドイ内容である。
薄幸の少女がいやな目に会い、これからも不幸そうな雰囲気をかもし出して終わっている。
自殺をして死んだらそれ以上は何も無いが、生き残った上に一層の不幸を暗示しているのだ。

 
 
 
いっそ殺してやれよ・・・・・・・映画なんだから。
もっとも、そこで殺さない所がこの映画の味?

救いの無い映画です・・・・。

インパクトは「カノン」の方が上ですね。

お勧め度
ちょっと心が病んでる人☆☆☆★
かなり心が病んでる人 ★(カノンに逝って下さい)
個人的感想      ☆☆★

嫌な映画の一つだが、初心者向き?
詳しくはこちらで↓
http://www.eiga-kawaraban.com/98/98012802.html

昔の「高校教師」(一作目ね)も死なないで、嫌〜〜な終わりにすればもうちょっと面白かったと思う。とは言っても一般には受けないよね。

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