ヴィンセント・ギャロが監督・脚本・音楽・主演の4役をこなしている。そして彼はこの映画の公開に先駆けて来日した。↓はその時の様子である。
http://www.minipara.com/movies99/buffalo66/kaiken.shtml

実は裏事情がいろいろあるのです・・・・
来日するにあたり、彼は色々と要求を出している。飛行機はもちろんファーストクラスだし、新聞社を何社呼べだの雑誌の表紙にしろだの、かなりのジャイアン振りだったらしい。

そして来日パーティーの最中に彼は母親に電話し、それを盗み聞いた人がいた。
ギャロ
「あ、オフクロ?うん俺だよ。今日本にいるんだ。嘘じゃねーよ!俺の映画日本でウケてんだよ。
嘘じゃないよ!あっ、馬鹿切るな・・・」

この映画はギャロそのものです(核爆)。

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映画の存在は前から知っていたが、私の認識は「最低映画」であった。
その割にはレンタルショップのお勧めコーナー、またはロングセラーコーナーにある。

もしかして面白いのか?

そう、好奇心に負けた。

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主人公のビリー・ブラウン(ギャロ)は刑務所に入っいた。出所して、何も知らない両親には「仕事で忙しかった。結婚をした」と説明したが、当然女房などいない・・・

そこでいきずりのレイラ(クリスティーナ・リッチ)誘拐して女房のふりをさせる。

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えーと、ビリーを一言で言うと「ショボショボ見栄っ張りマザコンジャイアン」

ビリー・・・・情けなさすぎる。
これほど情けない主人公もいないだろう。

さらにビリーの情けなさ加減を引き立てているのがレイラである。
頭がとことん悪そうな役の上、太い足でショボイタップを踊るところがまた悲しい(涙。
しかもあの体型で「私、菜食主義なの」。

ラストの方でビリーとレイラは同じベッドに寝るが、ビリーは何もしない。おまえは小学生か?

純愛路線を狙ったのだろうが、ビリー(ギャロ)のあの性格で「純愛」は無いだろう!

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最後はビリーがレイラのため(?)に改心してハッピーエンド!

うんうん。この終わり方が人気の秘密か・・・・
ちょっとまて、あんなビリーと一緒になった日には家庭内暴力で悩むぞ。それでなくとも刑務所に一番近いような人間なのに。

お勧め度


映像的は面白い面もあるが、それにしてもムリヤリなストーリーだな。
それにしても悲しい・・・・いや、哀しい映画だ。(登場人物が)

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