本日は彼女の家に行きました。
たまにはマターリビデオタイム・・・と、言う事で借りてきたのがこの作品。

さてさて、この作品を借りるに至った経緯は以下の通りです。
(牛○で飲みながら)
「何のビデオを借りようか」
「グレンとグランダも見たいな・・」

「とりあえず邦画にしよう」

(レンタルショップで)
「これ(undo)どう?」
「あっ、俺も気になっていた」
「じゃあ一本はこれで、もう一本はどうしようか?」
「(実録ネットナンパ)が気になる」

と、言うわけで二本借りてきたが、もう一本は放置します(爆)

因みにレンタルショップにいた時間は2時間です(核爆)

********************************
内容は「強迫性緊縛症」という精神の病に犯された妻を助けようとする旦那の話です。
「強迫性緊縛症」とは何でも縛ってしまう病気のようで、ペットの亀からリンゴ、鋏、自分までも縛っている。

しかし、ワケワカラン話です。
最初はモノを縛っていたが、そのうちに自分を縛ってしまう。
その間、旦那を一回も縛っていない。

他を縛るのは「他者の拘束」を意味し、自分を縛るのは「拘束されたい」もしくは「抑えたい」欲望の現れだと思う。

途中のシーンで奥さんは二人が写った写真を縛り「私達の愛を縛ったの」と言っていた。
それから考えると、奥さんは旦那と別れる不安の表れで「緊縛」を行なっていたに違いない。
冒頭のキスシーン等からその考えは間違いないだろう。

しかし、別れの不安から「緊縛」をしているなら、旦那だけが使う持ち物、旦那そのものを緊縛しても良いはずだ。

また、ラストの方では旦那に縛ってもらいながら「ちゃんと縛ってよ」と言っている。
あれれ?立場が逆だぞ?「縛る」病気の人間が「縛ってもらう」とは・・・
自分で旦那を「縛る」のが無理だから「縛ってもらう」に望みが変わったか?

ラストは旦那を縛って放置。しかも奥さんは蒸発してます。
旦那を縛ったと言う事は満足していないはずだ。
それなのに旦那から離れるとは何故だ?

全てに失望し、どっかで自殺したと考えるのが妥当かな?

結局、奥さんは満足できないのだから、旦那を縛って殺すシーンで終わった方がしっくりいくのだが・・・・

********************************
色々と書いたが、この映画は内容よりも映像を見る映画だと思う。

各シーンは絵になるものが多い。
前衛芸術と思ってください。

写真集も出ているようだが、映画よりそっちを見たほうがよいかも。

お勧め度
☆☆☆

時間が短い映画なので、他の映画と抱き合わせで見るのがお勧め。
くれぐれも、内容を期待しないように。
そうそう、奥さんは山口智子だよ。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索