本日の映画は「ゾンビ2001 〜リボーン・トゥ・キル〜」

ストーリーは馬鹿学生どもの話です。
金持ちが古い刑務所を買い、ボンクラ息子がそこに立ち入って当時の処刑人の死霊を呼び出してしまいます。

全然ゾンビじゃないよ。タイトルに偽りあり。

それでも私が気に入ったのは三人の処刑人のスタイルです。

マント(頭巾付き)をかぶり、あからさまなお面のメイキャップ(笑)。武器はロシヤ鎌、手斧、メイス(http://member.nifty.ne.jp/bintaro/touken/mace.htm)だ。

何故処刑人がこんな道具を持っているのだ?

何にしても、久々に見る「本当の糞映画」です。

中途半端な映画ほど始末の悪いものはない。

お勧め度
見る価値無し。
(後悔の2文字を知りたい人だけ見てください。)

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さてさて、ネットで検索すると色々と映画批評が出てくる。そこで面白いのが個人的の価値観だろう。

私が評価するB・C級映画は、一般的な娯楽ではなく、一部のマニアが好む映画だ。

我ながら一般人向けではないと思うっているが、マニアの世界も悪くないよ♪
(さ〜〜こっちの世界においで!)

ただね、良い面も評価したいと思ってます。

ある、映画評論(ネットの)では「敦煌」や「紅の豚」を「ポンコツ映画」と評価していた。
http://www1.kcn.ne.jp/~pop/spcpm/ponkotsu.html

「敦煌」は井上靖の原作で、中国の莫高窟(ばっこうくつ)から発見された大量の経典関する歴史的推察を映画化したものだ。
馬の足運びから鎧まで、歴史的考察を行なっており、資料的価値も高い。
ターゲットはあくまでマニアで、ハリウッドの娯楽作品とは明らかに違う。

「紅の豚」も明らかにマニアを狙っている。
意識的に狙ってないかもしれないが、万人向けでないのは承知して作っている。(他の宮崎シリーズと比べれば明らか)

私の大好きなアニメ「オネアミスの翼」など、とても大衆娯楽作品とは思えない。あの渋さは女性客を度外視している。

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監督は自分の好きな内容をを撮っても良い。
だって監督だから(はぁと)。

映画人となったなら、何か志があったはずだ。
「いつかはこんな映画を撮りたい!」

そんな「漢」が撮った映画にこそ、魂を感じる。

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映画は興行だから、最近のハリウッドの無難路線も分かる。

でもね。映画が一般向けの「無難に黒字」路線だけだったらつまらないよ。

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当時付き合っていた(かな?)女の子と邦画の「ラストソング」を見に行った。↓
http://www.fcb.co.jp/bunka/hakata/syowa/img2.htm

「お涙頂戴」の無難邦画だったが、映像的にも脚本的にも無難過ぎて最低だった。(映像はチャチで最低)

その子が映画を見て涙ぐんでいる時に別れを決意した。

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そう!俺の求めている映画は「漢の魂」を感じる映画だ。

エドにしろ、二番煎じのフルチにしろ、監督の魂を感じる。

一般向けではなくとも、そんな映画を見続けたい。

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