あけおめ〜。

新年早々2本も見てしまった。
ええ。もちろんいつもの内容です。

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?「マスターオブホラー」(Two Evil Eyes)
ポーの小説のオムニバスです。(とは言っても2本だけ)

監督がナント!「ジョージ・A・ロメロ」と「ダリオ・アルジェント」

ロメロといえば「ゾンビ」、「ゾンビ」といえばロメロのあのロメロと、「サスペリア」でおなじみのアルジェントです。

マニアにはたまらない二大巨匠の作品だが、あらら・・・

?−1
「グェルドマー事件の真相」という作品だが、ロメロはほんとにゾンビ以外はパッとしないな。

遺産相続のため催眠術をかけて操っていたが、催眠状態中に死亡。そのため、肉体が死んでも精神だけ生きてしまった。彼の体が現世とあの世の橋渡しになってしまう。

もうちょっとひねれば面白くなったかも。

?−2
もう一本の「黒猫」はアルジェントの作品。
こっちの方が面白いかな?流石アルジェント!マニア向けに、無駄にグロいシーンを取り揃えております。
でも、最後はあっさり。

普通の作品です。どうしたんだ、二人とも?

お勧め度
☆☆
ロメロとアルジェントが好きな人は見てください。
 

+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+
?「サンゲリア」(Zombie 2)
ロメロの「ゾンビ」とは全く関係ありません。
いや、無くも無いか。「ソンビ」をパクッて作ったのだから(核爆)。

そう。この監督(ルキオ・フルチ)は恐怖の二番煎じ監督。
ウェスタンが流行ればマカロニウェスタンを作り、「ゾンビ」が流行れば「ゾンビ2」を作る。

実はこの監督、先ほどのアルジェントと大喧嘩をしていたそうです。お互いに「盗作野郎」とののしって。(本当)

そんな目でこの作品をみると・・・・
「言われるほど盗作でもない」と思いながら見ていた。
この人は「0を1」にするのではなく「1を10」にする才能があるのだろう。

「○野県知事になった○中知事もオリジナリティーがない人間だが、田○知事よりは良いかな?」と思いつつ見ていると・・・

やってくれたよ、最後の5分!
やっぱあんたは盗作人間だよ。

ラストの終わり方を変えれば「ソンビネタのオリジナル作品」になったものを、あえてその終わり方にするか!?

がっつりとロメロの「ゾンビ」に乗っかってます。

あっ、でも気持悪さはピカイチ。

フルチ情報はこちらまで↓
http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/worst/dir/fulci.html

お勧め度
☆☆★

建物が焼け落ちるシーンでは、天井の梁が斜め横から落ちてくる。あからさまに誰かが横から投げてるぞ。最低映画の部類にはいるかも。マニアなら見とけ。

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