演劇鑑賞

2004年3月19日 演劇
先週から忙しくてビデオを見ていない。

その代わりでもないが、今日は劇を見てきた。
劇団四季とかそんなではなく、友人がヘルプで出ている劇団です。

小劇団ながら、結成から10年以上たち、この世界では有名らしい。

http://www.wildlifemakers.com/index0.html

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サラリーマン3人組が江戸時代にタイムスリップし、そこで剣の修行をして悪人を倒します。

内容を説明するとこの一行で終わってしまうが、この劇団は殺陣がスゴイ!!

10分以上も動きまくっている。
体力もさることながら、良く覚えていると感心する。

武闘派劇団らしいが演技も上手く、キャラを演じきっている。

すげー!すげーよ!!
 
 
 
 
しかし、一点だけ残念な所がある。
話しの芯が無い。

要は、誰が主人公かはっきりしていなく、あっちへフラフラ。こっちへフラフラ・・・・とした流れになっている。
 
 
同劇団で3回目のリメイクらしいが、今回は脚本をミスったのではないだろうか?
 
 
それを抜いても、実力の有る劇団であることは素人目にも分かる。
 
 
見に行く価値大!

お勧め度
☆☆☆★

100の質問

2004年3月15日 日常
100の質問答えました。

今思うと、質問事項の設定をもっと考えればよかったかな。

CDをかけながらつらつらと書いていると・・・・
あらら、CD一枚じゃあ足りないぞ。

2枚目を入れつつ書いてました。

30問過ぎた辺りからダレ初めてたけど、そこそこ書けました。

意外と作ってるかも?

あっ、見る価値ナシですよ。

キリカサマ↓
結論から言うと、作りませんでした。

以上!(殴
 
 
 
 
一人暮らしだが料理はマメに作る方です。
 
勢いで作ろうかと思い、ネットで検索すると・・・・・
 
 
 
写真の見た目が今一。
 

 
 
市販品と違ってボコボコだし、コーンスターチまみれで怪しい。
 
説明を見ると「市販品と一味違う」と書かれている。

その「一味」とはどんなだ?
 
さらに言うと、メレンゲを使い、火を通さないので当たる可能性大(爆

 
 
検索したヒット数を考えると、手作りは今一のようです。
 
 
 
最近食べたマシュマロでおいしかったのは、中にクリームが入ったモカ味のもの。
 
 
 
会社のお菓子置き場にあったのだが、商品名を見忘れた。
うーん残念。
えーと、実は日記の由来はこの小説から来ています。

ダニエル・キイス言うと「24人のビリーミリガン」「アルジャーノンニ花束を」で有名です。

私も出始めは「24人の・・・」シリーズから入り、「アルジャーノン・・・」、その他を読みました。

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初期のダニエルキイスは売れない(失礼)SF作家で、その時の作品です。

タイトルにもなった「心の鏡」もやっぱりSF。
でも、人間の心を扱い、今のキイスの片鱗が見えてくる。

これがなければ「24人の・・」も「アルジャーノン・・」も無かったのでは?と思います。

内容は・・・
主人公はある種の人物のスカウトマン。
通称「クレージーマロ」と呼ばれる人物をスカウトするための調べるが、人によって全く評価が違う。
当初の評判は「乱暴モノ(クレージーマロ)」であり、その噂を聞いた後に会ってみるとやっぱりそうだった。
親は「敬虔なクリスチャン」と評価し、マロの彼女は「繊細な青年」と言っている。
 
どれが本当のマロか?

実は彼は人の×××で、相手のイメージする自分を演じてしまう。
つまりマロは自分のイメージを映す鏡だったのだ。

主人公はマロ興味を持つと共に、自分の仕事を完遂するため・・・・

 
 
 
最後はドキドキしながらもちょっとハートフル。

中編〜短編小説集なので、気軽に読めます。

お勧め度
☆☆☆☆★
微妙な映画ですねー。

俺はいったいどうしたんだ?
まともな映画を借りてしまった。

ネットで検索しようとしたら、このタイトルでの検索は無理!!
ダミーが当たりすぎる(核爆

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事件が起こり、容疑者の回想シーンで話が進む。
構成的には「インタビューウィズバンパイア」に似ている。
 
社会的成功を収めた男は、ある家政婦を気に入り一回だけ手を出す。

子どもが生まれ、認知しようとするが、母親は何故か拒否。

子どもが成長するにつれ、父親は嫌がらせをする。

実は、子どもを鍛えて、自分を継がせるため・・・

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テーマは歪んだ親の愛情?!?
 
しかし、説明不足は否めない。

お勧め度
☆★

親父さんが「漢」なのがぼちぼち救われる。
前置きの1時間半は苦痛です。終わりがそこそこなので救われてるけど。

時間つぶし映画ですね。
ネタは「切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)」である。

タイトルの由来はジャックが警察に出した手紙
「地獄より。
 ある女から切りとった腎臓の半切れを送るぜ。残りはフライにして食っちまったよ。いける味だったぜ。」から来ている。

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切り裂きジャックについてはいまさら説明の必要も無いだろうが、一応・・・・
http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/unsolved.htm

また、犯人については諸説出ております。
http://www.accomodata.co.uk/suspects.htm
 
 
同じガイキチとしてジャックをプロファイルすると・・・
?解体の技術から、犯人は医者・屠殺人(元含む)。

?犯行は自分の趣味、もしくは復讐で行なっている(人が来て中途半端に犯行が終わった時に、すぐに別の犯行を行なっている)。被害者の年齢層がまちまちなので、母親の影響ではなく売春婦に対する恨みまたは襲いやすいから襲っている。

?目撃証拠より、身長170-175cm、中肉、色白、口ひげ。

?臓器を持ち帰っているので独身

?死体の状況が似ているので、何らかの儀式的意味合いがある。

?警察に犯行声明を送っている。

その他色々と含めて考えると・・・・
「犯人は20〜40程度で活力ある独身。それなりに教養はあるが、今は落ちぶれて世に不満がある。元医者もしくは、しかたなく屠殺人をしている。自分を満たすための犯罪であり、普通は捕まるまで繰り返す。突然終わったのは、死んだか、住居を変えざる得ない理由が出来た。」

いかがでしょう?

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映画そのものは実に良く出来ている。

殺害の時間、方法、場所など結構史実に沿っている。

うん。再現フィルムです(笑

ただ、そこはやっぱり映画です。
殺される人たちはあれでもまともです。

中には50近い売春婦もいたようです。

要は史実に肉付けをして、ジャックの正体を明らかにした作品です。

良く出来ているよ。ちょっと勉強してから見ると楽しさ(?)倍増!

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お勧め度
☆☆☆★

アイディアは面白いし、ラストもそれなりに良いです。
主役のジョニー・デップばかり言われているが、一緒に捜査する巡査部長が良い味出してます。
巡査部長がいなければこの映画の面白さは25%減です。
日記を書くときは毎回これを見ている。

アクセス元表示は面白いね〜

ただ、ダイアリー以外のサイトからのアクセスしか乗っていないのが残念。

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経験者は分かると思うが、検索サイトから飛んできた内容が分かる。

つまり、何の言葉を検索してこの日記に来たか。

 
 
えーと、俺の場合はろくな言葉ではない・・・・

多いのが「エド・ゲイン」「サイコパス」「ヘルレイザー」「悪魔のいけにえ」・・・・

 
嗚呼、ナントこの世にマニアの多い事か!
 
 
この世は病んでいるのか?
 
 
誰かまともな検索でアクセスしてよ・・・・
朝食にシリアルを食べるお母さん・・・・ではなく、シリアル(連続殺人)を行なうお母さんです。

こんな映画だけどコメディーなのです。はい。

 

前から気になっていた作品なのでレンタルショップを物色していると、監督別の棚にあった。

この作品の監督は「ジョン・ウォータース」。

そう。ウンゲロ映画のカルト作品である「ピンク・フラミンゴ」の監督さんです。
「ピンク・フラミンゴ」はかなり凄まじい作品らしく、私でさえ避けている。

そんな監督の作品だけど大丈夫かな・・・・

いえいえ。面白いです!

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(詳しい内容は秘密♪)

冒頭に「この作品は実話である」みたいな事が書かれているが、本当かな?
色々と調べた結果、本当らしいが今一確証は持てない。

それを抜いても良く出来た作品です。
ジャンルで言うと「ホラーコメディー」かな?一般的にこの手のジャンルは、笑うに笑えない事が多い。
前に見た「ドイツチェーンソー大量虐殺」など、ヤク中患者の夢のごとく笑えなかった。(意味不明)

 
こちらは素直に笑えますよ。

主役のキャスリン・ターナー(http://www.fmstar.com/movie/k/k0028.html
の演技がいいねー。
明るくかわいいアメリカンママを上手く演じている。

殺人シーンもあるが、暗さが感じられない。
それはそれで怖いのだけど・・・。

途中までは苦笑程度の笑いだったが、最後の裁判シーンでは笑わせてもらいました(^^)

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連続殺人犯には2つのタイプがあり、「秩序型」と「無秩序型」に分かれる。
このママさんの犯行は衝動的で「無秩序型」だが、普段の生活は「秩序型」になる。
(ラストの裁判シーンでは自分で自分の弁護をしている。
実在の秩序型連続殺人鬼「テッド・バンディ」がモチーフか?)

普通ではありえないキャラクターが面白さを増している。

後は、息子がバイトしているレンタルショップのTVに、カルトホラー「THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE(邦題:悪魔のいけにえ)」が流れていたりと、マニアにもうれしい作りを見せています。

お勧め度☆☆☆☆★
殺人シーンはちょっと気持悪くても、キャスリン・ターナーの演技が忘れさせてくれます。

いつものように関連リンクを張ろうとしたら・・・
あらら、気持悪い写真がいっぱい(殴。
よく考えたら怖いネタだよね。
ギャスパー・ノエの監督作品で、この人は2月21日にレビューを書いた「カノン」の監督さんでもあります。

この監督は前作で近親相姦モノの「カルネ」を撮っており、「カノン」は「ミミ」の後の作品です。
「カノン」で多用されたカメラワークも幾つか見られる。

内容は一言で言うなら・・・「ペドフィリア」?

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主人公のミミ(推定12歳)の母親は自殺未遂を起こし、ミミはおばさんの家に預けられる。
お約束どおり厄介モノ扱いされ、途中で近所のお兄さんと知り合いになるも、おばさんボーイフレンドに邪魔をされる。

今一暗いミミには友達も無く、人形と遊ぶばかり。

おばさんのボーイフレンドに手を出されそうになり、最後は母親と同じように自殺未遂を起こし、病院で一命を取りとめる。

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相変わらず暗〜〜〜〜〜い雰囲気を終始漂わせ、何も解決せずにFIN!

しかし、よく考えるとヒドイ内容である。
薄幸の少女がいやな目に会い、これからも不幸そうな雰囲気をかもし出して終わっている。
自殺をして死んだらそれ以上は何も無いが、生き残った上に一層の不幸を暗示しているのだ。

 
 
 
いっそ殺してやれよ・・・・・・・映画なんだから。
もっとも、そこで殺さない所がこの映画の味?

救いの無い映画です・・・・。

インパクトは「カノン」の方が上ですね。

お勧め度
ちょっと心が病んでる人☆☆☆★
かなり心が病んでる人 ★(カノンに逝って下さい)
個人的感想      ☆☆★

嫌な映画の一つだが、初心者向き?
詳しくはこちらで↓
http://www.eiga-kawaraban.com/98/98012802.html

昔の「高校教師」(一作目ね)も死なないで、嫌〜〜な終わりにすればもうちょっと面白かったと思う。とは言っても一般には受けないよね。
ヴィンセント・ギャロが監督・脚本・音楽・主演の4役をこなしている。そして彼はこの映画の公開に先駆けて来日した。↓はその時の様子である。
http://www.minipara.com/movies99/buffalo66/kaiken.shtml

実は裏事情がいろいろあるのです・・・・
来日するにあたり、彼は色々と要求を出している。飛行機はもちろんファーストクラスだし、新聞社を何社呼べだの雑誌の表紙にしろだの、かなりのジャイアン振りだったらしい。

そして来日パーティーの最中に彼は母親に電話し、それを盗み聞いた人がいた。
ギャロ
「あ、オフクロ?うん俺だよ。今日本にいるんだ。嘘じゃねーよ!俺の映画日本でウケてんだよ。
嘘じゃないよ!あっ、馬鹿切るな・・・」

この映画はギャロそのものです(核爆)。

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映画の存在は前から知っていたが、私の認識は「最低映画」であった。
その割にはレンタルショップのお勧めコーナー、またはロングセラーコーナーにある。

もしかして面白いのか?

そう、好奇心に負けた。

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主人公のビリー・ブラウン(ギャロ)は刑務所に入っいた。出所して、何も知らない両親には「仕事で忙しかった。結婚をした」と説明したが、当然女房などいない・・・

そこでいきずりのレイラ(クリスティーナ・リッチ)誘拐して女房のふりをさせる。

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えーと、ビリーを一言で言うと「ショボショボ見栄っ張りマザコンジャイアン」

ビリー・・・・情けなさすぎる。
これほど情けない主人公もいないだろう。

さらにビリーの情けなさ加減を引き立てているのがレイラである。
頭がとことん悪そうな役の上、太い足でショボイタップを踊るところがまた悲しい(涙。
しかもあの体型で「私、菜食主義なの」。

ラストの方でビリーとレイラは同じベッドに寝るが、ビリーは何もしない。おまえは小学生か?

純愛路線を狙ったのだろうが、ビリー(ギャロ)のあの性格で「純愛」は無いだろう!

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最後はビリーがレイラのため(?)に改心してハッピーエンド!

うんうん。この終わり方が人気の秘密か・・・・
ちょっとまて、あんなビリーと一緒になった日には家庭内暴力で悩むぞ。それでなくとも刑務所に一番近いような人間なのに。

お勧め度


映像的は面白い面もあるが、それにしてもムリヤリなストーリーだな。
それにしても悲しい・・・・いや、哀しい映画だ。(登場人物が)
ショップでこれを見つけたときは「やりたい男のオゲレツ奮闘記」と思い、あまり期待せずに借りてきた。

内容的には「アメリカン・グラフティ」よりも「グローイングアップ」に近いと思う。

この2作品のタイトルと、左の写真を見れば内容は想像がつくでしょう・・・

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高3の男の子達が、卒業までに何とか経験を・・・・と思い頑張るコメディー。

そんな内容だからそれなりのシーンもあります(笑。
ただ、「グローイングアップ」みたいに直接的なオゲレツシーンは少なく、笑いどころもそれなりにあり!

時代を反映して出会い系サイトで頑張るヤツ、とりあえずゴムを買ったり怪しい本で勉強したり・・・・。

そして彼らは何とかプロム
http://www.yomiuri.co.jp/life/teens/20030524sn31.htm)の夜にキメようと頑張ります。

さてさて、彼らは上手くいくのだろうか?

********************************
男の子達を見ていると、何となーく懐かしい気分になります。悩める女の子達も出てくるが、女性が見ても懐かしく感じるのだろうか?

単なるスケベ男たちの映画ではなく、最後は良い感じで終わりますよ♪

お勧め度
一人で見るなら☆☆★
彼女と見るなら☆☆☆☆

終わり方が綺麗なので許せます。彼女と見ながら、未経験だった時の事を語るのもまた一興。
(「無審査特別版」もあるらしい。)
昨年の10月25日に一作目の「鉄男」を見ている。
その時の感想はかなり散々だが、今になっても何となく記憶に残っている。

そんな訳で、何となく「鉄男?」です。

雰囲気は「ファンタジー+ホラー+サイバーパンク」かな?

********************************
主人公の冴えない男は、怪しい男に何かを打ち込まれる。

すると、怒り(殺意)により彼は鉄人間「鉄男」になる・・・・

 
 
 
 
それだけです。(核爆) 
 
 
 
 
いや、ちゃんとストーリーはあるよ。
前作は訳の和から無さ加減が売りだったのに対し、今回は鉄男になった理由も画いている。
画いているけど、そんな理由なら書かないほうが良かったのでは?

悪の親分と主人公が実は兄弟だったとか、強引な展開もあるし(汗
 
  
*******************************
お勧め度
☆☆
 
内容より映像を見てください。
でも映像なら一作目の方が好きだな・・・・ラストも一作目と同じだしね。
「天国から来たチャンピオン」と言うと、ウォーレン・ベイティの72年製作の「Heaven Can Wait」の方が有名だ。

実は「Heaven・・」は自分のベスト3の一つである。

で、今回の「DOWN TO EARTH」は02年にリメイクされた作品だが、これがねー(ため息)。

**********〜ウンチク〜*************
実は「Heaven・・・」もリメイク作品です。
元々は戯曲「天国は待ってくれる」があり、1941年作品に映画「幽霊紐育を歩く(Here Comes Mr. Jordan)」が製作された。アカデミー賞にもノミネートされ、脚色賞と原案賞を受賞した。因みにこの年は市民ケーンもノミネートされている。(市民ケーンが受賞したのはオリジナル脚本賞だけ)

そして30年度に「Heaven・・・」がリメイクされ、また30年後に「DOWN・・・」としてリメイクされたわけです。

*******************************

残念ながら「Here・・・」は見ていないが、3作品の違いを比べると・・

職業
Here:ボクサー(アイルランド人)
Heaven:フットボール選手(白人)
DOWN:コメディアン(黒人)

テーマ
Here:民族(?)
Heaven:愛
DOWN:?

そして世間の評価も
Here→Heaven→DOWNとだんだん下がっている。

HereとHeavenはそれなりにリメイクされているようだが、DOWNはHeavenの全くのパクリ。

Heavenにあったセリフや設定、挙句の果ては役者の動きまでそっくり真似ている。

それだけ元の完成度が高かった証拠だろう。

********************************
コメディーにして雰囲気を変えるつもりだったのだろうが、前作を知っている人間にとっては、Heavenを思い出すだけ。

最後のシーンもHeavenはじわ〜〜〜と幸せな気分になれるが、DOWNは単なるハッピーエンドで終わっている。

DOWNしか見たこと無い人だと、それなりに感動するでしょう。

********************************
ある映画批評だと「元と比べて(Heavenと比べてHereが)数段上」。

あー、Here見たいよ〜〜〜。

お勧め度
ナシ(初めてのナシ)

内容は全くHeavenと同じな上に、じっくり来る感動もなければ、せつなさも安堵も無い。
これを見るなら「天国から来たチャンピオン(Heaven Can Wait)」を見てください。
いやな映画だ。
この作品に邦題をつけるならズバリ「背徳」!

本作の舞台は1980年のフランスで、ダメ親父のたわごとが延々と続きます。

歩きながら、他人と何かをしながら心の声を延々とつぶやいています。
カメラワークもも凝っていて雰囲気を出そうと頑張っているのが伺える。
 
しかし内容がね・・・・濃いぞ(笑)。

ダメ親父と言うより、精神分裂気味ゲス親父のゲスな行動とゲスな考えが延々と続く。

例えば、こんなセリフがある

「そう おれはチ○ポだ
見ての通り哀れなチ○ポだ
硬くたってなければ俺は尊敬されない」

おいおい、
エスプリの効いたジョークには聞こえんぞ。

終始、汚い言葉と他人への憎悪に満ちている嫌な映画です。

嫌な映画といえば「イレーザーヘッド」も嫌な気分にされるが、こちらはファンタジーの要素があり、映像的に嫌な雰囲気を作っている。
しかし「カノン」は、日常の中にある嫌な部分だけを取り出したような映画です。

最後も爽やかに終わらせているようで、実は「背徳」。

誰でも少なからず持っている心の闇を前面に出している。
これを見て同調するか、反面教師とするかは見る人次第でしょう。
主人公がジェームスディーンかリバーフェニックスなら感受移入する人もいるだろうが、あの親父じゃちょっとね。

お勧め度
嫌な気分になりたい人
☆☆☆☆
普通の人


すごい映画であることは間違いなし!

ネタばれでも内容を知りたい方はこちらへ↓
http://www4.inforyoma.or.jp/~mai7665/2000/29.htm
はい、今週二本目のビデオです。

ジャンル的に言うと、ホラーではなくサスペンスだと思う。
血もほとんど出ないので、女の子と見ても安心♪
でも、最後の方はドキッとしますよ。

知り合ったばかりの女の子と監督のウンチク垂れながら見れば、後半は女の子が抱きついてくれるかも。
でも、ロメロの他の作品は普通の女の子には嫌われるでしょう。(核爆)
 

そう、監督はおなじみ(?)のジョージ・A・ロメロです。

ロメロは「ゾンビ」系の映画が有名で、「バイオ・ハザード」もロメロが監督をする予定だったらしい。(ファンは狂喜乱舞!)
しかし、ハリウッド嫌いのロメロは降りてしまった・・・・。

売れると分かっていながら監督をしないところが相変わらずのロメロです。

ロメロの世間的評価は、「ゾンビ以外ぱっとしない」である。

 
確かにそう思う。「地味」です。
彼の最新作「URAMI」も地味だが、彼の映画にはそれを上回る不思議な味があるぞ!

********************************
主人公は交通事故で四肢が麻痺してしまう。

友人が介護用のサル(♀)をプレゼントしてくれるが、そのサルは実験動物で頭の良くなる薬を投与されていた。

サルは彼を気に入り献身的に尽くすが・・・・・

********************************
途中までダラダラした展開が続くのが残念。

2時間近くある作品だが、後半に続く前置きがちょっと長いのでは?

最後は首だけしか動かせない主人公とサルの一騎打ちになる!
奇跡が起きるのか、それとも・・・・!!!

 
ロメロはこの辺が上手いと思う。

他の作品でもそうだが、今一読めないラストと「えっ!」と思わせる作りが売りでしょう。
パソコン打ちながら見ていた俺だけど、最後は見入ってしまった。
 
この作品は後半の30分にかけてください。
「終わりよければ全て良し」で許せる映画です。

たしかにパッとしない映画だけど、人を惹きつけるポイントは押さえていますよ。

お勧め度
時間の無い人☆☆★
暇な人☆☆☆☆

最後はハッピーエンドで終わっている(ロメロにしては珍しい)ので、万人向けに充実しています。
とりあえず暇つぶしで見てください。

やっぱり、時間が長い以外に難点を言えば「地味」です。
相変わらず通好みの映画を作っているロメロは好きだよ。
地元のビデオショップでは、毎週月曜日はレンタル料金の安い日です。

いつものように行き、たまにはホラー以外を見ようと思っていたが、目当てのビデオ(メルシー人生)が置いてなかった。

 
と、言うわけでいつものようにホラーコーナーで物色をしているとOL風の女性客が来る。
「めずらしいな」と思いながら他のコーナーを廻って戻るとまだいるよ。

籠の中はホラーだけではないが、すでに6本くらい入っている。

彼女は仕事で見るのだろうか?
趣味で見るにしては多いな・・・・

自慢じゃないが、私は一週間レンタルで4本が限界。
土日も昼間は見ないから、そんなもんでしょう。

********************************
本日の作品「クリープショー2」はもちろん「クリープショー」の続編です。
1が無いので2作目を借りてきただけです。

何故この作品かって?

監督:ジョージ A ロメロ
脚本:スティーブン キング

要はロメロに釣られてみました。
 
 
ゾンビ以降はパッとしないのは分かっていたが、ほんとに今一。

3本話のオムニバスから成っています。 
ただ、好意的に解釈するならば、この作品はあくまで子供向け(Hシーンも生乳一回だけ)。

ホラーと言うよりも、「悪い事をするとこうなるよ」と教訓を訴える作品である。

詳しくはこちら↓
http://carcass.hp.infoseek.co.jp/visions/horror/creepshow/creepshow.htm

お勧め度
おこちゃま☆☆★
その他☆

「クリープショー」(一作目)はそこそこ面白いらしい。
調子に乗って2作目を作ったな、ロメロ!

オムニバス2話目はやや驚いた。
男女2:2で出演しいるが、見た目で死ぬ順番を想像したら、期待を裏切られた(笑。
また、ラストシーンも想像外だったので一瞬「えっ!」と心を奪われた。

それほど大した作品じゃあないけど、2話目だけはそこそこイケてます。
実は日記をほとんど書き終わったところで、PCがフリーズした。

もう一回同じ事を書く気力は無いので、簡単に終わらせよう(オイ!)。

*****************************
さてさて、ヘルレイザーシリーズはちょとした勘違いから「5→2→1→3→4」の順番で見てしまった。

1〜4は続きで、5は新生ヘルレイザーとなっている。

さて、4作目は・・・・駄作。
ええ、それはもう駄作です。

主人公は何故か宇宙ステーションにいて、先祖から繋がる魔導師との因縁を断ち切るために戦う・・・・

と書くと面白そうな雰囲気もあるが、ほとんどが回想シーン。

「宇宙ステーションにいる意味はあるのか?」と思って見ているとそれなりにまーねー(微妙な表現)。

エイリアンのパクリと思った方が正解ですね。

お勧め度


ヘルレイザーシリーズは1と5が面白いです。

1は正統派グロ映画だが、5作目は不思議な雰囲気のある作品となってます。
1を見たら2、3、4とみるはめになるのでご注意を。

ぐっと我慢して、4作目は見てはいけない。

夢ネタ

2004年2月13日 映画
久々に夢を見ました。

俺は本当に夢を見ない(覚えてない?)人で、見ても覚えているのは珍しい。

それだけ強烈な夢だったかと言うと、そうでもない。
とは言っても、あまり覚えていないので大筋だけ書きます。

*****************************
天気の良い昼間で、場所は開けた住宅街。
学校があり、道も広め。少し起伏のある地形だが、坂は歩くのに辛くない程度です。

そこで仲間(知らない人)と一緒にいたが、何故か分かれる。
むしろ彼らに追われている雰囲気だ。

逃げていると彼らではなく、なんとゾンビに追っかけられている。
夢特有のゆっくりした逃げ方ではなく、普通に走って逃げられる。

追っかけているのは所詮ゾンビなので余裕で逃げられるし、油断して追いつかれてもケリを入れれば簡単に倒れる。
・・・・・そうは言ってもシツコイ+数が多い(汗

逃げるのに疲れたので、空家に隠れたところで目が覚める

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書いてて思ったが、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」をチープにしたような内容だ。

 
 
 
映画の見すぎか?

 
 
ムリヤリ夢に意味をつけるなら、ゾンビは仕事の現れだろう。
今の職場は小さい仕事が、わんこそばのように仕事がくるからね♪
 
 
でもまあ、よく分からん。
久々にフツーの日記です。

夕べ、何を思ったか突然カラー設定をいじりだす。
参考文献はこちらです↓
http://member.nifty.ne.jp/marimari/

無難に緑〜青系の色で統一してみました。

うん。いい感じ♪

背景色をもう少し薄めで爽やかな色にしたいのと、プロフ部分をもう少し何とかしたい。
あっ、あと秘密日記も・・・・

直すところいっぱいあるじゃん!(爆

それはおいおい・・・・
監督は「13日の金曜日」でおなじみのショーン・S・カニンガム。

主役のランス・ヘンリクセンの顔に見覚えがある・・・・
検索すると出てくる出てくる!↓
http://www.generalworks.com/databank/movie/staff/lhenr.html

分かりやすい所だと「エイリアン2」のビショップ役です。

*******************************
この作品は「ガバリン」の(隠れた)3作目だそうです。
何故か「ガバリン3」は別にある。

話はそれるが、「ガバリン」もちょっと好きな映画です。
主演のウィリアム・カットは、大好きだったTVドラマ「アメリカンヒーロー」の主役で覚えた。

「ガバリン」自体は結構良く出来たコメディホラーだと思う。

内容も完結し、最後のドンデン返しも効いているお勧めホラーです。

では、このデビルジャンクは・・・・

残念ながら今一。
「終わり悪くて全てダメ」映画。

途中までは「どう終わるんだろう?」期待を持たせながら、全く説明の無いハッピーエンド。

いや、禁断の夢オチなのは想像つくよ。
でもね、主人公が勝手に見ていた夢なのか、殺人鬼の幽霊に見せられていた夢なのか分からない。
さらに言えば何処からが夢なのか分からない。

初代「ガバリン」のなれの果てがこれですか?

お勧め度

途中までの展開は良いですよ。
あくまで途中まで・・・・

キリカ様 秘密メモあります↓

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